スタジオレッスンに参加するとインストラクターさんが必ず一度は「ロールアップ」という言葉を使います。
特に最後の整理運動のときが多いかな。
この言葉で指示している動作は参加している人たちを見るとわかるんですが、体を起こして顔を上げて直立することです。
この言葉を最初に聞いたのは十数年前に始めてエアロビクスのスタジオレッスンに参加したときです。インストラクターさんは「ロールアーップ!○○してくださーい」と指示の後に説明してくれました。その後、何度かジムを変えていますが一度も説明されたことがない。ロールアップをただ体を起こすことだと思っている人も多いんじゃないかな。
ロールアップとはおへそを見ながら体を起こし、その後ゆっくりと顔を上げることです
背骨の下のパーツの一個一個が順番に起き上がるのをイメージしながら体を起こし、最後に首の骨の動きを感じながら顔を上げてください。
おへそを見ることで頭を動かさずに体を起こすことができ、ゆっくり顔を上げて貧血を起こさないようにします。
私はこの工程を目をつぶったまま行っています。顔を上げたあとも血の流れが落ち着くまでそのまま目を閉じて直立してます。インストラクターさんが次の動作を指示してても関係ありません。
ロールアップは貧血を起こさないようにしながら体を起こす動作です。ぜひ覚えておいてください。
ロールダウンについて
ロールアップについて書かせてもらったので、対になるロールダウンについても少し。
動作としては「おへそを見るように顔を下ろし」「背骨の一本一本を感じながら曲げて」いってください。
こちらは貧血になるとかはないので動作の美しさを重視で(笑)