11月に母と会ったときに自慢してきたものがありました。
実家で新しい暖房を買ったそうな。何でも深夜電力という安い電力で温かさをためて昼間に使うとか。
実家は2部屋を二つの灯油ファンヒーターを使って、ほぼ一日中温めてます。そのため灯油の消費量が半端ない。
- 灯油を買いに行く
- 灯油をファンヒーターに入れる
これらの面倒がなくなるだけでも導入する意味がありそうです。
年末に実家に会ったときにスティーベルとご対面しました。
思っていたよりも大きい。手前の2リットルのペットボトルが小さく見えます。
けど、8畳の居間には違和感がなかったです。
上の部分に手を置くと熱い。両手をふさがっているときにフスマの戸をあけるときだけ、ちょっとモノを置くのにちょうど良い高さですが、プラスチック的なものだと不安になる暑さです。
母が楽しそうに説明してくれた機能
- 母がドヤ顔で説明してくれた機能。
- 深夜電力でレンガを温めて放熱する。(深夜電力の契約を少し見直したらしい)
- 家の外に温度計を持っているのでおうちの外の温度によってレンガを温める温度が変わる。
- 風を起こさなくても放熱で十分暖かい。
現在温度と設定温度
残りパワー。実家では使い切ったことないようです。
時間
家の外の温度も見れるんですが、写真を撮りそこねました。
スティーベルの定理
母の自慢はまだ続きます。機械の説明としては「やるなよー、絶対にやるなよー」と書いてあることです。
- 生渇きの洗濯物が乾きやすい。
- 缶コーヒーを置いとくと飲みごろの温度になる。
- 寝っ転がってスティーベルの前面に足をくっつけているといい感じで温かい(靴下必須)
なんとなく、会社に事務所に置いておくと便利な感じがしました。買い置きのコーヒーを置いておくと外回りから帰ってきた人たちに好評になりそう。
我が家のスティーベル
母の話の中から拾い出した母が気付いていない長所です。あまり意識はしていないようですが、私からすれば、洗濯物が乾きやすいとかよりもよほど調書だと思います。
灯油を買いに行ったり補給する必要がなくなった。灯油代がなくなった。
実家は起きている間はほとんど灯油ファンヒーターをまわしていました。母に「1シーズンで一万円ぐらい?」と聞いたら、鼻で笑われました。それが0になります。(電気料金はかかるけどね)。
窓ガラスに結露がつかなくなった
灯油ファンヒーターは熱を作る中で水蒸気と一酸化炭素を作ります。そのため、閉め切ったままだと一酸化炭素中毒になるし、水蒸気が水となり結露となります。
スティーベルはそれがない。そりゃ部屋の空気の入れ替えは一定時間に一度は必要だと思いますが、結露を見ながら「あーそのうち、結露拭かないとなぁ」と思うことはないようです。
朝の起動が一時間早くなった。
スティーベルはレンガを温めているので放熱しているために電源を切っている夜中も暖かいです。昨年 までは、「起きて、今の灯油ファンヒーターを起動した後にもう一度、布団に入り直して居間が温まるのを待つ」とかしていたらしい(今思うとタイマーを使え ばいいんじゃないかと思いましたが設定の仕方が分からなかったかな?)
それが今年は起きて素直に居間に行って着替えを始められるそうです。それだけで1000円/日の価値がある!と母にはいいましたが、少なく見積もっても3000円/日があるような気がしてきました。
スティーベルの導入まで
総額は30万だったそうです。本体価格が15万円ぐらいで、設置費用(外気に温度計設置、重いので基礎の補強など)で15万円。ですがいい買い物したなと思いました。母も満足していたようです。灯油の買い出しと補給、朝の時間が少し速くなったことを考えれば30万円分の効果は3年でクリアできそうです。
レンガを温めて部屋を暖めるなら、レンガを冷やすとかして夏も使えるようにしてくれればいいのにねと話しましたが、それができるのは10年かかるんじゃないかと笑いあいました。
ちょっとだけ短所
風などによる方向性のある温かさではないです。(風を出すこともできますが、それほど強くない)そのため熱は上の方にあがって行ってしまいます。扇風機を上に向けて空気をかき回すことが必要かもしれません。
そうじゃなきゃ天井にファンをつけると効率的かもしれません。