萬来軒はオリジン弁当のお隣です。
いわゆる町の中華屋さんです。麹町は中国の方が経営されている中国料理店が多いのですが、萬来軒は日本人がやっている中華屋さんです。本当に普通の中華屋さん。
入り口から見た風景。
おひるごはん時はテーブルがすべてカウンター扱い。
思い浮かべてください。近所の中華屋さんの店内を。お父さんとお母さんでやっているような店内を。萬来軒の店内はそれです。
ここはおじさんが四人でやっています。厨房に二人、フロアに二人。このフロアのおじさんがものすごくいい味を出しています。
ドコモショップのマニュアルのような丁寧さはないです。私が「なす味噌定食」というと、「あいよー、(厨房に向かって)なすー!」って感じ。すごく気軽な感じだけど、客を軽く見たり、商売をなめていないのはわかります。あのバランスが大好きです。(あ、私も「をください」とか言わずに料理名だけ言ってますね。失礼だなぁ)
お昼時はほとんどがサラリーマンさんです。ほとんどテーブル席ですが、すべて相席です。3人で来たら1テーブルを確保?そんな概念はありません。
ほとんどの人はスマフォか大きなテレビのNHKを見ながら食べてます。コミュニケーション?会話?それほど多くありません。
『萬来軒 』で『茄子味噌定食』
ご飯はお茶碗ではなくお皿に乗って出てきます。
一緒に行った人は味が濃ければ濃いほどうまいものという人です。
その人が、このなす味噌の味噌部分を完璧だと評しました。ペットボトルに入れて持って帰っていつでも飲みたいとまで言ってました。
私も好きで、スプーンですくって、ご飯にバウントさせて食べるのが一番おいしい食べ方だと思ってます。
ごちそうさまでした。
※改めて私はこのお店が大好きなのが分かりました